『
世界を変えた6つの飲み物 - ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの歴史』を読んだ。「人類は飲み込まれ、歴史が動いた!」はこの本の帯。
とても面白い本だ!!
6つの飲み物とは
ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コカ・コーラのこと。それぞれの面白い言葉を取ると
- ビール: ビールを食べ、”人間になる”
- ワイン: ワインが伝えるギリシア・ローマの栄光
- 蒸留酒: 植民地時代の蒸留酒
- コーヒー: カフェから起きたフランス革命
- 紅茶: 機械には水蒸気を、人間には茶を
- コカ・コーラ: 冷戦とコーラ戦争
時代により飲み物が変わる
この本を読むと、ビール(メソポタミア、エジプト時代)→ワイン(ギリシャ、ローマ時代)→蒸留酒(植民地時代)→コーヒー(情報ネットワーク、科学、金融時代)→紅茶(大英帝国時代)→コカ・コーラ(グローバリゼーション時代)と、時代により飲み物が変わり、飲み物が時代を動かしているように見える。
たしかに飲み物は人間に必ず必要なものだし、アルコール、熱処理による殺菌やアルコール、カフェインの精神に及ぼす影響などは大きい。
章のはじめにある引用句も面白い。3つ引用すると、
人類の歴史というものは存在しない。
あるのは、人間の生活のあらゆる側面に関する多くの歴史だけだ。
――カール・ポパー(科学哲学者、1902〜94年)
早く、ワインを1杯持ってきておくれ。そうすれば頭に潤いを与え、何か気の利いたことがいえるかも知れぬ。
――ギリシアの喜劇作家アリストパネス(紀元前450〜385年)
10億時間前、人類が地球上に誕生した
10億分前、キリスト教が誕生した
10億秒前、ビートルズが音楽を変えた
10億本前のコーラは、昨日の朝に飲まれた
――コカ・コーラ社CEOロベルト・ゴイズエタ(1997年4月)